株式会社ぺいじず

2016.10.19

検索インデックス分離に備える!モバイル対応と高速化

2016年10月13日、米Google のGary Illyes氏は、数ヶ月内に検索インデックスを PC版とモバイル版に分離することを発表しました。

これまでGoogleのサイト評価はあくまでPC版が基準でしたが、今後はモバイル版単体での評価が重要になってくるのではないでしょうか。

検索インデックスの分離によって、モバイル対応が不十分なサイトは、スマートフォンでの検索順位下落がより顕著になると予想しています。

今回は、来るインデックス分離に備えて今できることをご紹介します。

目次
1)まずは「モバイルフレンドリーテスト」
2)モバイルサイトをつくる3つの方法
3)表示速度が命「PageSpeed Insights」
4)モバイルサイトを高速化する注目の手法

1)まずは「モバイルフレンドリーテスト」

Webへのアクセスの6割はスマホが占めていると言われるように、「モバイル対応」はもはや必須のものとして認識されるようになってきました。

また、既にGoogleはモバイル対応しているサイトを検索結果で優遇しているため、SEOの面でもモバイル対応は必須と言えます。

Webサイトがモバイル対応していることをGoogleに認識させるには、「モバイルフレンドリーテスト」に合格する必要があります。

モバイルフレンドリーテスト

「モバイルフレンドリーテスト」は、Googleが無料で提供しているテストツールです。
調べたいサイトのURLを入力して「分析」をクリックするだけでテストができます。

このテストに合格すると、ようやくモバイル対応のスタートラインに立ったことになります。
テストに不合格となった場合は、表示されるアドバイスに沿ってサイトを修正する必要があります。

2)モバイルサイトをつくる3つの方法

よく誤解されがちなのですが、「レスポンシブWebデザイン」だけがモバイルサイトをつくる唯一の手法ではありません。

以下3つのどの方法を選択しても、正しく設定ができれば、モバイル対応していることをGoogleに認識させることができます。

1.同じURL、同じHTML(レスポンシブWebデザイン)
2.同じURL、異なるHTML(ダイナミック・サービング)
3.異なるURL、異なるHTML(モバイル用URLを用意)

Googleの推奨はレスポンシブWebデザインですが、サイトの目的や特性に合わせて対応方法を検討していけばよいでしょう。

ただし、2と3については設定ミスが起こりやすいため注意が必要です。

3)表示速度が命「PageSpeed Insights」

スマートフォンで開こうとしたサイトがなかなか表示されないとイライラしてしまいますよね。
モバイル対応の中でも大きなウェイトを占めるのが、表示速度です。

ユーザーがサイト表示を待てる目安時間は「2秒まで」と言われています。
サイト表示が低速であることは、サイト運営者にとって機会損失となり得るのです。

Googleが無料で提供している「PageSpeed Insights」でサイトを分析することで、表示速度の改善施策を確認できます。

PageSpeed Insights

スマートフォン環境では、表示速度が回線速度やマシンスペックに大きく左右されるため、PCサイト以上に気を使って対策をする必要があります。

このテストで100点を取ることはかなり難しいため、目安として80点以上になるよう対策をしていけばよいでしょう。

4)モバイルサイトを高速化する注目の手法

モバイルサイトを高速化させる手法として今注目されている手法が「AMP(アンプ)」です。

「AMP」とはAccelerated Mobile Pages の略で、導入するとモバイルページを瞬時に表示できるようになります。

スマートフォンのGoogle検索から、『マイナビニュース』と検索してみてください。
検索結果画面最上部の「トップニュース」という欄に表示される記事が、AMP対応しているWebページ例です。

AMP対応している記事には「雷マークのアイコン」が表示されます。
記事タイトルをタップした瞬間、稲妻のごとく瞬時にWebページが表示され、AMPの凄さがわかります。

「朝日新聞」、「産経ニュース」、「BLOGOS」などなど、AMP対応のサイトは急速に増えてきています。

ただし、AMPを導入するには、決められた仕様に沿ってサイトを構築する必要があります。

上記の導入事例からもわかるように、AMPは記事と写真で簡潔に伝えられる構造のWebページに適しています。

使いどころを見極めれば、表示速度の向上とあわせてアクセス数の増加が見込めるでしょう。

まとめ

サイトの高速化はUX(ユーザーの体験)の向上に直結します。
モバイル対応ではGoogleのテストツールに合格するにとどまらず、モバイル環境でのユーザー体験まで考えてはじめて「モバイルフレンドリー」と言えるのかもしれません。

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