2016.09.28
サーバー?サーバ?カタカナ用語の表記基準
マニュアルや記事原稿を書いているときに、いつもどうするのか考えるのがカタカナ用語の表記基準です。特に長音記号(サーバー or サーバ)を入れるかどうかで迷いますね。お客様に用語集があればそれに従って記載すればよいのですが、大手のメーカー以外は用語集を定めていないところがほとんどです。
基準にするものは?
新聞社などから発行されている「記者ハンドブック」を利用する、Webで表示される検索件数から考えて使用する、というのも一案ですが、当社ではテクニカルコミュニケーター協会の「外来語(カタカナ)表記ガイドライン」を利用してます。
「外来語(カタカナ)表記ガイドライン」はこちらを参照
一部を抜粋すると、以下のような内容が記載されています。
・末尾以外の長音(メール/メイル、フェース/フェイス)
・語尾が-re の長音(ストア/ストアー、ケア/ケアー)
・複合語になったときの長音の扱い
・アイウエオの大小表示
・「デ」と「ディ」の使い方
・「レ」と「リ」の使い方
・末尾以外の長音の表記
ライティング技術に関するガイドブックも発行
この協会からは、「日本語スタイルガイド」というライティングの基本になる用語・表記方法や、ライティング技術について書かれた本も発行されています。
「日本語スタイルガイド」については、こちらを参照
ライティングをされる方は、参考になると思います。