2017.04.21
パスワードより強固なパソコンセキュリティ
通常、会社で自分のパソコンにアクセスするときは、IDとパスワードを入力してロックを解除しログインします。当社でも同様の操作を行っており、パスワードに関しては最低月イチで変更しています。これがPCに対する一般的なセキュリティ対策かと思います。しかし、少し費用を出せばもっと強固なセキュリティもあります。
USBキーを利用したログイン制御
IDとパスワードで保護していても、個人データなど機密情報にアクセス可能なパソコンでは、このセキュリティで大丈夫だろうかと不安になることがあるかと思います。
高度なセキュリティを必要とする場合は、USBキーを利用してログインを制御する方法があります。パソコンにログインする際に、通常のID・パスワードに加えUSBキーを装着し、2つの要素で認証する方法です。USBキー自体を使用する際もPINコード(暗証番号)入力を求められるので、それ自体にもセキュリティがあります。
USBキーを装着しないとWindowsが起動ぜずにログインもできません。このUSBキーはパソコンと個人に紐づけされ、アクセスが管理されています。どこまでこのUSBキーを管理するかによって導入費用は変わってくるようですが、USBキーが別の場所で使われてもトレースが可能、USBキーの認証局を企業が独自に設置できるので紛失した場合もすぐに対応できる、などいろいろなやり方があるようです。
身近になってきたUSBキー
パスワードは覚えるのが大変だし定期的に変更しなければならない、でもUSBキーだと抜けばパソコンがロックされるし挿入するだけで解除されるという手軽さで、USBキーの普及も進んできているようです。
USBキーの正当な所有者であるかどうかの判定はPINコード入力ではなく指紋認証で行う方法も出てきているようです。セキュリティは高度に複雑に、でも使い勝手は簡単に、という具合になればユーザーとしてはうれしいですね。