2023.08.23
PowerCMS クラウドの構成例
今回は PowerCMS クラウドの構成例をご紹介します。
構成例①:1サーバー1環境
CMS出力環境=公開環境というシンプルな構成です。
PowerCMS の機能をフルで利用したい場合の構成ですが、セキュリティのリスクがあります。
構成例②:2サーバー2環境
CMSサーバーと公開サーバーを分離したセキュアな構成です。
ただし、フォームや検索などの動的機能を利用することができません。
構成例③:1サーバー2環境
CMSサーバー内に CMS出力環境と公開環境をつくる構成です。
サーバーを複数台用意できない場合におすすめです。
一部制限はありますが、動的機能も利用できます。
PowerCMS クラウドは仮想ホストの管理機能で複数の環境がつくれる
PowerCMS クラウドにあって、Movable Type クラウド版にはない機能として、仮想ホストの管理機能があります。
複数ドメインを設定できるため、CMS環境と公開環境をひとつのPowerCMS クラウド内にもつことができます。
初期ドメインは「https://■■.powercms.hosting」ですが、独自ドメインも設定できます。
Movable Type クラウド版ではこの構成はできません。
参考:PowerCMSクラウドの運用パターン
https://www.powercms.jp/blog/2019/04/powercms_cloud_operation.html
おわりに
弊社ではセキュリティ上、②か③で構築することが多いです。
他にもステージング環境がある構成などがありますのでお気軽にお問い合わせください。
著者紹介:ino
デザイナーあがりのエンジニア。主にマークアップとテンプレート作成を行っています。
Movable Type 歴は 15 年、PowerCMS 歴は 10 年くらい。