2020.08.19
Movable Type:フォーム作成プラグイン「A-Form」導入時の注意事項
Movable Type のフォーム作成プラグイン「A-Form」を、運用中のサイトに導入した際にハマったことを書いていきたいと思います!
目次
デフォルトテンプレートに最適化されているため、オリジナルテンプレートの場合は改修が必要
テンプレートモジュール「ヘッダー」「フッター」が必要です。
また、CLASS 名を変更できないので、CSS の修正が必要になります。
自作の変数が利用できなかった
もしかしたらできるかもしれませんが、私はうまくいかなかったので、A-Form の予約変数で分岐しました。
フォーム受付データが Movable Type 内に保存されてしまう
セキュリティ上、データベースに保存したくない場合は、開発会社のカスタマイズ(有償 / 約35,000円)が必要です。
自動メールには入力内容が必ず表示される
セキュリティ上、入力者宛のメールに入力内容を表示させたくないのですが、その設定は管理画面にありませんでした。
おそらく CGI のカスタマイズすればできるのですが、あまりやりたくない。。。
確認画面の URL を自由に設定できない
URL は「[インストールパス]/aform_engine.cgi」になります。
確認画面の URL は全フォーム共通になる
パラメーターはカスタマイズ
アクセス解析のために各フォームで URL を変えたい場合は、CGI をカスタマイズしてパラメータを設定します。
plugins/AForm/tmpl/aform_form.tmpl
action="<$mt:var name="action_url"$>
↓ 変更 ↓
action="<$mt:var name="action_url"$>?aform_id=<$mt:var name="aform_id"$>
出力結果:
aform_engine.cgi?aform_id=1
入力チェックが即時といいつつ、想定する即時ではない
必須フィールドが未入力状態でフォーカスを外したときにエラーになりません。
また入力書式が間違っていてもフォーカスを外さないとエラーになりません。
https://www.ark-web.jp/a-series/faq/000357.html
入力例を placeholder にできない
入力欄の上に入力例が表示されます。
結論をいうと
後から導入するのは大変だから、構築初期から検討しましょう!
▼公式サイト
Movable Type用高機能フォーム作成プラグイン A-Form(エーフォーム)
https://www.ark-web.jp/movabletype/