2016.06.01
仮想通貨ビットコインの今後
仮想通貨といえば、思い浮かぶのがビットコイン。でも、今や仮想通貨はビットコインのほかにも数多くのものが既に発行されています。
ビットコインは例のマウントゴックスの事件があったので、ネガティブな印象をもっている人も多いと思います。
でも、マウントゴックスは単なる1取引所で、そこでの管理体制に問題があったのであり、仮想通貨(ビットコイン)そのものの問題ではありませんでした。
仮想通貨で使用されている技術
仮想通貨には、ブロックチェーンという基盤技術が使われています。これは、データを分散することにより改ざんが困難なネットワークを作成する技術です。
この技術により仮想通貨では各データがどこのアドレスからどこのアドレスに送られたかという履歴がすべて残されており、信頼性の高い改ざんが困難な技術と言われています。事実、AmazonやMicroSoft等のクラウドでインフラとしても利用されています。
日本でもようやく貨幣として認められるように
仮想通貨は、海外ではもっと普及しており、日本での普及は遅れています。
仮想通貨の世界では、ビットコインは基軸通貨のようなもの、つまり貨幣でいうところのドルと同様に見られています。
日本政府でも仮想通貨への規制を盛り込んだ「資金決済法」の改正案が今期国会に提出される見込みで、事実上仮想通貨を貨幣として認める方向になりそうです。
つまり、行政側も仮想通貨を無視できない存在になりつつあるということです。
今後、ブロックチェーンの技術は多方面に利用されていくと思われますので、Webの世界でどのように利用されるかも楽しみです。